2007年7月1日日曜日

しょうがない?

昨日、久間防衛相が「我が国の防衛について」と題して行った講演で、

広島と長崎に原爆投下したことについて、

「しょうがない」と語ったとの事です。

被爆地の長崎出身でもある現職閣僚が

原爆投下を部分的に肯定したとも受け取れる発言です。

あきれてモノが言えません。

議員ともなれば自分の発言が世間に対して

どのくらいの影響を与えるかなどは

考えるまでもありません。

ましてや、国民の生命の安全を担う防衛相という立場なのです。

その後に色々な釈明をしていますが、「時すでに遅し」です。

それに対して安倍総理は、

「米国の考え方を紹介したものだ」

などと言って、かばっています。

年金や公務員法を強引に通し、沈静化を図ろうとした矢先です。

来月は広島、長崎の原爆の日や終戦記念日です。

この時期に、こんな発言が出るということは、

内閣に緊張感が無いのです。

求心力ゼロの首相、失言続きの閣僚、

無能の官邸仲良し団の党内はしらけムードでしょう。

参院選で与党が過半数を割ったら、

中川幹事長は辞めるつもりのようですが、

これは沈没寸前の安倍丸から逃げ出そうということなのでしょう。

自民党自体もバラバラですね。

こんな調子で、よくぞ、政権が担えるものです。

こんな政治家は、とっとと辞めてもらいたいものです。

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